ヴェタス プチヴェルド グランレゼルバ 2008

2018年1月月26日

ヴェタス プチヴェルド グランレゼルバ 2008

–プチヴェルドを主役にさせた男、ヴェタス‐

 

 フアン ヴェタスは、幼年期にスペイン内戦を逃れ、両親と共に、フランス ボルドー地方に移民しました。父は、ボルドーのワイナリーに職を得て農夫として働きました。ヴェタスも小さい頃からワイナリーで働き、勉強を重ね、メドックの世界的に有名なワイナリーでワイン醸造を担当するまでになりました。そんな、ヴェタスが家族と共にロンダに移住し、小さなブドウ畑から作る長期熟成タイプのワインを紹介します。

 

このワインは、フランス ボルドー地方よりヴェタスがスペインに初めて持ち込み、有機栽培したプチヴェルド種100%のワインです。このブドウは、1ヘクタールの小さなブドウ畑で、ヴェタスとその家族が大切に栽培しています。ヴェタス グランレゼルバは、最高のブドウが出来た年にしか作られず、また、生産量も非常に限られたワインです。2008年ヴィンテージは、わずか1375本しか作られませんでした。フランスの気候では、プチヴェルドは、完熟させる事が難しい事よりメイン種として使われる事はありませんが、プチヴェルドを知り尽くしたヴェタスは、ロンダの土壌・環境であればプチヴェルドを完熟させ、良質のワインができる事を確信し、プチヴェルドに賭ける事にしました。そして、誕生したのがこのヴェタス ブチヴェルド グランレゼルバです。その後、プチヴェルドは、ロンダの他のワイナリーも栽培するようになり、ヴェタスの見識が正しかったことを証明しています。

 このグランレゼルバは、フランスオークの新樽で、22か月間ものゆっくりとした長期熟成を経て、その後60か月以上の瓶内熟成をさせた上で、リリースされます。フレッシュなベリー、バルサミコ、ユーカリ、月桂樹、ローズマリー、メントールの香りがし、口当たりは、シルキーで、しっかりとした酸とタンニン感があり、ベリー、スパイスを感じさせます。シチューや、ステーキ等の肉料理等にマッチするワインです。

現在、日本のワイン庫で、更に静かに熟成が進んでいます。今年(2018年)、10年目の熟成を迎えます。そろそろ本当の飲み頃になるのではと思います。今飲んでも良いですし、コレクションワインとして、セラーで更に熟成させるのも楽しみなワインです。

過去に数々の国際的な賞を受賞し、また、ペニンガイドでも93ポイントを得てきたワインでもあります。今まで、ヨーロッパ・アメリカ・カナダ等のごく限られたワイン愛好家に愛飲されてきましたが、日本のワインファンの方にも是非試していただきたい1本です。

 

ワイン詳細:https://wineronda.jp/collections/smart-collection-8/products/vetas-petit-verdo-2009-red-wine

 

 





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