オーストリア種のツヴァイゲルトをスペイン最南端で育て、作られた希少ワイン
- タイプ:赤ワイン
- ヴィンテージ:2013
- ワイナリー:ボデガス キエニンゲル
- 産地:D.O. シエラス デ マラガ・セラニア デ ロンダ、スペイン
- ブドウ品種:ツヴァイゲルト100%*
- アルコール:13.5%
- 生産量:1494本
- 発酵・熟成:13か月間フレンチ オーク樽でシュルリー熟成**。
- 色:深いチェリー色
- 鼻:完熟果実・月桂樹・胡椒・ハーブ
- 口:バランスが良く、飲みやすい口あたりが良く飲みやすい。Bottling: 18 of Dicember 2014
- サーブ適温:16度
*オーストリア原産のツヴァイゲルトを、ヨーロッパ最南端の地アンダルシアで、オースロリア出身の作り手が栽培して作られているワインです。日射量が圧倒的に多いアンダルシアで作られるこのツヴァイゲルトは、非常に飲みやすい出来となっています。希少ワインです。
**シュルリー醸造法というのは、フランスのロワール地方等で白ワインを作る時に使われる手法です。発酵後の澱引きをせずに沈殿させ、その澱の上でワインを熟成させる手法です。赤ワインでは、珍しい手法です。澱は、酵母の残存物ですが、酵母のたんぱく質がアミノ酸に変化しワインに溶け出し、ボディ感が出て、また、舌触りもクリーミーになり、酸味もしっかりとします。質の高い酵母を使う必要があり、大変管理が難しい醸造法ですが、下記の様なメリットがあります。:
- 質の高い酵母を使う事により香りが良くなる(通常は、オリ引きをする理由は、死んだ酵母の嫌な臭いがワインに移るリスクがあるからです)。
- 質の高い澱は、酸化を防ぐ働きがあります。
- スムーズかつ、スマートな口当りのワインとなり、同時に、特別な土壌味もワインに与えます。
- バランスが良い、タンニン感をワインに与えます。
- 長期保存ができるワインになります。